社会福祉士過去問の効率的な勉強法3選【合格体験者談】
記事の信頼性
実際、私は障害者支援施設の支援員として6年働いています。働くうえで専門的な知識が必要と感じ、令和2年社会福祉士国家試験を受験、見事1回で合格することができました。令和3年には精神保健福祉士国家試験も受験し合格しています。
①過去問を解く前に社会福祉士対策講座等をうける
社会福祉士養成課程をもつ大学等で学生、社会人向けに社会福祉士受験対策講座実施しているところがあります。大学等で開催されている対策講座は一般の予備校等で開催されているものより低料金で受講できるようです。幸い、私の家の近くに社会福祉士過程をもつ大学があり、全部で10回の授業で1回500円で受講することができました。自分が住んでいる都道府県の大学など問い合わせて探してみるのもよいかもしれません。もし、近くの大学や専門学校等で対策講座がないという場合も、予備校で対策講座をネット配信していることもあるのでそちらを受講するのも手だと思います。対策講座で先生が話される内容や重要なところを、配布されるレジュメにメモしておきます。
②社会福祉士国家試験用の自分だけのオリジナルノートの作成
社会福祉士国家試験対策講座で書き写したレジュメの内容を参考書に書き込んでいきます。「受験用のノートを1から作成する」といった方もいますが、「参考書に直接書き込む」ほうが効率的で私はやりやすいと感じました。レジュメの内容を参考書に書き写したり、重要な資料を参考書に補足として張り付けたりする作業に、かなりの時間を要します。しかし、この作業がのちのち過去問を解いたり、試験を受験する際に重要になってきます。なぜなら、「自分だけのオリジナルノート」は、試験当日の試験直前に見る参考書として、また、試験直前期の復習に大いに役立つからです。
参考までに、私が作成したオリジナルノートです。人物など覚えにくいのでネットで検索して顔を印刷したのを張ったり、レジュメを張り付けたりしています
レジュメや資料を張り付けて実際の参考書よりかなり太くなってしまいました!!
③過去問を〇周することにこだわらず、理解することに努める
対策講座が終わったら、実際に社会福祉士国家試験の過去問を解いていきます。実際、「過去問を〇周して受かりました!!」というコメントをよく見かけますが、私は〇周することに重点を置くべきではないと感じています。なぜなら、答えを暗記するのではなく、理解していなければ実際の試験に役立たないからです。そのためには1問1問過去問を解いていき解説文をしっかり読んだうえで間違った部分や補足を「自分だけのオリジナルノート」の参考書に書き込みを入れていきます。実際、私は暗記が得意なほうではなかったため、国家試験は2月ですが過去問を本格的に解き始めたのは12月ころからでした。少し遅いかなと感じますが、「自分だけのオリジナルノート」の作成があるので、下積みはできているので、試験前日まで問題を解き続け、見事1発で合格することができました。
(簡単)勉強のモチベーションをあげる効果的な方法3選
①国家試験までに毎月模擬試験を受けて受験の予行練習
受験勉強のモチベーションてなかなか一人で勉強しているとなかなか続かないと思います。特に学生ではなく社会人の方だとなおさらだと思います。そこで、自分の進み具合や勉強のモチベーションをあげるため、8月ころから模擬試験を1か月に1回受けていました。毎月、「受けることで試験が近づいて来ている」という緊張感にもつながりますし、会場受験をすることで、本番の緊張感の予行練習をすることができます。また、模擬試験の結果をみることで、自分の苦手分野がわかり、重点的に勉強しなければならないところがわかります。この「模擬試験の分析→苦手な部分の勉強」が合格を左右するといっても過言ではありません。
②勉強が終わったら自分にご褒美
勉強を継続して行うことは決して楽なことではありません。「勉強したらおなか一杯スイーツをたべる」とか、「ショッピングに行って買い物をする」とか何か自分の楽しみを勉強の後に行うのも方法のひとつです。
③受験対策講座を受講することで一緒に勉強する仲間を見つける
私は社会人で働きながら、国家試験の勉強をしていました。社会人で一人で勉強を続けていると、なかなか周りの仲間もなくモチベーションも継続しにくくなると思います。しかし、私は大学の受験対策講座を受講することで大学生や社会人の人に交じって勉強することで、モチベーションを維持することができました。「一緒に何かを目標にして取り組む人」を見つけると、モチベーションが通常の数倍持続すると感じます。
以上が社会福祉士国家試験を合格する上でのポイントとなります。